小浜市議会 > 2021-08-26 >
08月26日-01号

  • "教育長"(/)
ツイート シェア
  1. 小浜市議会 2021-08-26
    08月26日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 3年  9月 定例会(第3回)   令和3年8月26日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(17名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 10番  小澤長純君  11番  今井伸治君 12番  能登恵子君  13番  下中雅之君 14番  垣本正直君  15番  藤田善平君 16番  風呂繁昭君  17番  富永芳夫君 18番  池尾正彦君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       谷口竜哉君     総務部長      岩滝満彦君     総務部次長     松宮眞由美君     企画部長      東野克拓君     企画部次長     山口久範君     民生部長      岡 正人君     産業部長      前野浩良君     教育長       窪田光宏君     教育部長      檀野清隆君●議会事務局長および書記     議会事務局長    和久田和典     次長        重田典子     書記        石橋克浩●議事日程   令和3年8月26日 午前10時開議  日程第1       会期決定  日程第2 議案第60号 令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)  日程第3 議案第61号 令和3年度小浜市一般会計補正予算(第7号)       議案第62号 令和3年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第63号 令和3年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第64号 令和3年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第65号 令和3年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議案第66号 令和3年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)       議案第67号 令和3年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第68号 令和3年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)       議案第69号 小浜市監査委員に関する条例の一部改正について  日程第4 請願第1号 新型コロナ禍による米の需給悪化の改善と米価下落の歯止め策を求める請願書       陳情第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について                           午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(小澤長純君) これより令和3年第3回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(小澤長純君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、和久田君。 ◎議会事務局長和久田和典君) 報告いたします。 6月25日、議会運営委員会全員協議会地域防災原子力安全対策特別委員会がそれぞれ開催されました。 6月29日、令和3年度5月分、令和2年度5月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 7月1日、社会を明るくする運動内閣総理大臣メッセージ伝達式が開催され、議長が出席しました。 同日、2021年原水爆禁止国民平和大行進が行われ、出発式で関係議員が激励いたしました。 同日、広報委員会が開催されました。 7月4日、綱女顕彰祭が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 7月5日、若狭広域行政事務組合議会代表者会議が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 7月6日、若狭消防組合議会臨時会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、公立小浜病院組合議会臨時会が開催され、関係議員が出席しました。 7月8日、若狭マリンピア2021実行委員会が開催され、議長が出席しました。 同日、国道162号小浜南丹間道路整備促進期成同盟会会計監査を議長が実施しました。 7月9日、広報委員会が開催されました。 7月12日、定例全員協議会議会運営委員会、総務民生・産業教育常任委員会がそれぞれ開催されました。 7月13日、広報委員会が開催されました。 7月16日、嶺南広域行政組合議会臨時会が敦賀市で開催され、関係議員が出席しました。 同日、若狭広域行政事務組合議会臨時会が若狭町で開催され、関係議員が出席しました。 同日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市において開催され、副議長が出席しました。 7月20日、地域防災原子力安全対策特別委員会が開催されました。 7月25日、福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会が福井市において開催され、議長が出席しました。 7月27日、議会運営委員会が開催されました。 7月28日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 7月29日、令和3年度6月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 7月30日、嶺南市町議長会定例会が敦賀市で開催され、正副議長が出席しました。 8月2日、総務民生常任委員会が開催されました。 8月8日、万灯祭が開催され、議長が出席しました。 8月10日、福井県市議会議長会定期総会が福井市において開催され、正副議長が出席しました。 同日、広報委員会が開催されました。 8月11日、定例全員協議会議会運営委員会地域防災原子力安全対策特別委員会がそれぞれ開催されました。 8月13日、令和3年度全国高等学校総合体育大会の開会式が越前市で開催され、議長が出席しました。 8月19日、議会運営委員会が開催されました。 8月20日、全員協議会議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 8月24日、議会運営委員会が開催されました。 同日、令和3年度7月分の例月出納検査結果報告を受理いたしました。 ただいまの出席議員は、17名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか9名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(小澤長純君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において2番東野浩和君、11番今井伸治君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(小澤長純君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期につきましては、去る8月19日の議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から10月5日までの41日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(小澤長純君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月5日までの41日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(小澤長純君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) おはようございます。 令和3年9月小浜市議会定例会の開会に当たり、所信表明の機会をいただきましたことに対し、感謝申し上げます。 まず、所信を申し述べさせていただく前に、依然として国内外で猛威を振るい収束が見通せない状況が続いております、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。 現在、世界では新型コロナウイルスの感染者が累計で2億人を超え、国内においても120万人を超える感染者が確認されており、また1万5,000人以上の方々がお亡くなりになられております。感染された方々にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた皆様には心から御冥福をお祈りいたします。 国内におきましても、変異株による感染等が大きな要因となり、8月中旬には国内の新規感染者が1日当たり2万5,000人を超えるなど、爆発的な感染拡大が見られており、政府から21都道府県に対し緊急事態宣言が発出されております。 県内におきましても、県外由来による陽性者数の増加等が要因となり、新規感染者が増加の傾向にあり、県独自の緊急事態宣言が発出されるなど、感染拡大防止対策を徹底することが強く求められております。 このような状況の中、本市におきましては、庁舎で勤務しております職員4名が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。8月13日に職員1名が、その後新たに職員3名の感染が判明いたしました。本市の対応といたしましては、感染拡大を防ぐため、8月17日に庁舎を閉庁し館内の消毒作業を実施いたしましたほか、保健所の指示の下、職員のPCR検査を実施いたしました。市民の皆様に御不便と御心配をおかけいたしましたことにつきまして、改めておわびを申し上げます。 本市におきましては、これまでも、玄関での検温や消毒のほか、マスクの着用や執務中の飛沫対策、小まめな換気など、公共施設等における感染防止対策を行ってまいりましたが、今後はより一層気を引き締め取り組んでまいります。 また、新型コロナウイルス感染防止対策の決め手となるワクチン接種に、引き続き全庁体制で取り組んでおりますほか、長引く新型コロナウイルス感染拡大により大きな影響を受けている市内経済の復活に向けて、オール小浜体制で取り組んでまいります。 それでは、4期目のスローガンであります「育成!ふるさと小浜デザイン」に掲げました六つの柱に基づき、主な施策につきまして所信の一端を申し述べさせていただきます。 まず、一つ目の柱の「産業/経営力アンド発信力を拡大」から「企業誘致の推進と雇用の促進」について申し上げます。 人口減少が進む中、地域経済の発展に向け、地場産業の振興はもとより、新たな企業の立地を実現し働く場を創出することが重要であると考えております。 これまで、製造業を中心に企業の誘致を進め、特に近年では複数の植物工場が進出するなど、食のまちにふさわしい企業が集積してまいりました。 一方で、昨年からの新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、都市部の企業を中心に、リモートワークなど新しい働き方が定着しつつある中、民間事業者が提供しているコワーキングスペースと連携しながら、観光と仕事を組み合わせたワーケーションの推進やサテライトオフィスの誘致などにより、新たな雇用の創出に結びつけてまいりたいと考えております。 また、竜前企業団地につきましては、昨年度分譲いたしました区画に、クラウド型防犯カメラなどの情報通信機器を製造する株式会社バン・ソフト・コミュニケーションの新社屋が本年7月に完成したところでございます。今後も引き続き、残る区画の売却に向けた交渉を進め、新たな雇用創出につなげてまいりたいと考えております。 次に、稼げるビジネス農業に向けた農地集約の推進について申し上げます。 本年3月末現在、地域の中心的担い手に集積された農地面積は約762ヘクタール、集積率は耕作地の約54%となっており、そのうち農地中間管理事業を活用した農地面積は約600ヘクタールで、担い手へ集積された農地の約79%に上っております。 また、喫緊の課題となっております担い手の育成・確保や法人の農業経営の強化のために、5年後、10年後の地域の農業をどのようにしていくかを地域で話し合い取りまとめた人・農地プランを、昨年度末までに市内7地区で9プラン作成しており、今月中の作成を予定している4プランを合わせますと合計13プランとなります。 今後も、農業委員会等と連携し、集落での話合いや農業機械の導入支援等を一層推進するとともに、課題解決に努めてまいります。加えて、中山間地域の生産条件を改善するための土地改良事業を計画的に実施するほか、農業・農村が有する多面的機能を適切かつ十分に発揮させるための地域支援等、本市農業を将来にわたって持続可能な強い産業にしていくための施策を、今後も着実に実施してまいります。 次に、サバ養殖など、産学官による先端的養殖漁業の推進について申し上げます。 平成28年度から取り組んでおります「鯖、復活」プロジェクトにおきましては、産学官連携による養殖の技術開発や効率化に取り組んでおり、関係機関との協働により段階を上げながら継続しております。 また、昨年度からは、民間事業者とも連携し、サバ以外のブランド養殖魚も取り入れた寿司のパッケージ化や、刺身盛り合わせメニュー化を図るなど販路拡大を支援しており、引き続き小浜よっぱらいサバをはじめとするブランド養殖魚の振興に取り組んでまいりたいと考えております。 また、令和4年度からは、福井県が整備する水産学術産業拠点における新たな取組につきましても検討してまいりますほか、福井県立大学においては先端増養殖科学科が新設され水産増養殖の先端技術の研究がなされることから、地元水産業に研究成果が波及し地域経済の好循環を創出していけるよう連携を図ってまいりたいと考えております。 今後も、漁業の振興や担い手育成はもとより、養殖漁業をはじめとする、つくり育てる漁業の振興に努めてまいりたいと考えております。 次に、二つ目の柱の「環境 文化 観光/組み合わせて、魅力増」について申し上げます。 まず、北陸新幹線敦賀開業に向けた交流人口の拡大策の実施について申し上げます。 北陸新幹線敦賀開業の効果を最大限に引き出すためには、従来からの関西圏に加え首都圏や北信越地域に積極的な情報発信を行うとともに、コロナウイルス収束を見据えインバウンド誘客にも取り組むなど、本市が観光の目的地として選ばれることが重要でございます。 今年度、地域DMOである株式会社まちづくり小浜と市内の宿泊事業者交通事業者等が中心となり、本市の魅力ある観光コンテンツエリアごとに分け、それぞれが持つ魅力を伝えるための観光戦略の策定に取り組んでおります。これまで研いてきた食や自然、歴史文化等観光コンテンツを、市内の各事業者や地元住民との交流につなげ、小浜らしい体験に触れる機会を増やし、交流人口の拡大に向けて、新たな魅力の創出と情報発信に取り組んでまいります。 次に、4駅連携による歴史・文化が見える観光ゾーンづくりと、地域活力の創造への取組みについて申し上げます。 道の駅につきましては、本年3月に、本市が持つ株式会社まちづくり小浜の株式の一部譲渡に伴う経営体制の変更により、新たな民間企業として運営が開始されております。舞鶴若狭自動車道からの一時退出や、北陸新幹線敦賀開業等を好機と捉え、本年6月には京都の料理人と連携した地元農産物を活用したレストランがオープンしたところでございます。また、物販施設についても今後改修を予定しており、民間のノウハウと資金を活用して、農産物販売所の増築や、里山・里海・町並みエリアのゾーニングを行うことで、小浜の魅力が伝わる売場にリニューアルするとともに、情報館と接続することにより情報発信機能を強化し、市内の周遊性の向上を図ることとしております。 海の駅エリアの食文化館におきましては、昨年から県内の小・中学校を中心に、修学旅行等で御来館いただく学校が増加しております。これは、大規模な団体であっても、グループ単位で館全体を巡回していただくことで、各学校の要望に合わせた食育講座の受講、展示見学、工芸体験等を、密になることなく行えることを評価いただいているものと考えております。 まちの駅については、杉田玄白を紹介する展示スペースや、健康に配慮した商品の販売、シェアキッチンの活用による様々なジャンルの食の提供に加え、まちの駅広場を活用した定期的なマルシェの開催や、レトロバスの運行に合わせた三丁町エリアとの連携によるイベントの開催等、まち歩きを促す新たなにぎわいの創出にも取り組んでおります。 小浜市インフォメーションセンターにつきましては、昨年、日本政府観光局外国人観光案内所の認定制度のカテゴリー1に認定され、アフターコロナを見据えたインバウンド案内機能の拡充に取り組んでいるところでございます。 今後も、4駅が持つそれぞれの特長を生かし、民間の活力も生かしながら周遊性を高め、滞在時間の延長、観光消費額の拡大につなげてまいりたいと考えております。 次に、日本遺産の歴史・文化資源の産業化と観光展開について申し上げます。 近年、文化財や町並みの中で、その土地の歴史物語を体感する文化観光が旅のスタイルとして注目されております。 本市におきましては、日本遺産を活用されている市民団体の皆様と連携しながら「暮らすように泊まる」をコンセプトとした着地型観光のメニューを増加させているところでございます。 このような文化観光の取組や、日本遺産認定を契機としてスタートした「鯖、復活」プロジェクトによる産業化、小学校におけるふるさと学習と連携した人材育成、京都をターゲットにした誘客・情報発信戦略などが高く評価され、本年7月に全国4か所の日本遺産重点支援地域として国から選定を受けたところでございます。 今後は、これまでの取組をさらに研き上げるとともに、外国人旅行客の取り込みも見据え、鯖街道のトレッキングやサイクリングなどアウトドア系の商品開発にも力を注いでまいります。 また、本市の文化観光において、食文化は欠かすことのできない文化資源であると考えております。国におきましても、食文化技術文化財登録地域活性化への取組に対する新たな支援制度が整備されつつあります。本市におきましては、本年6月に国のモデル事業の採択を受けたことから、御食国の時代から連綿と続く海産物の加工技術の調査研究事業の準備を進めているところでございます。 今後も、日本遺産など文化財を生かした文化観光地域づくりをさらに進めてまいります。 次に、三つ目の柱の「子育て 教育環境少子化対策と共生」について申し上げます。 まず、安心して育てられる環境の確保と充実について申し上げます。 子育て支援につきましては、昨年度から、世帯年収が360万円未満相当で、0歳から2歳の第2子がおられる世帯の保育料を無償化しております。また、本年4月から、幼稚園型を除く一時預かり保育につきましても、児童が2人以上いる世帯の第2子以降の利用料を無料としており、さらに第1子が双子や三つ子など多胎児の場合は全ての児童の利用料を無料といたしました。 今後も、新たに見込まれる保育需要に対応すべく、保育環境整備に取り組むとともに、就労形態や保育ニーズの多様化にきめ細かく対応できるよう、子育て支援策のさらなる充実に努めてまいります。 次に、県営公園の再整備について申し上げます。 若狭総合公園は、平成5年度に完成して以来、世代を問わず多くの市民の皆様に親しまれ御利用いただいております。しかしながら、市内にある唯一の大型遊具は、完成から約30年が経過し老朽化も懸念されてきたことから、本年度、管理者である福井県によって一部を更新する大規模リニューアル工事に取り組んでいただいており、本年度末には新たな遊具が設置される予定でございます。 今後も、利用者のニーズを把握し、子供たちが安心して遊べるよう、県とともに施設の適切な管理に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、ICT機器の有効活用による学校教育の推進について申し上げます。 新たな時代を生きる児童・生徒が情報および情報機器を適切に活用しながら未来社会を創造していく力を育むため、令和2年度に全ての小・中学校で児童・生徒1人1台タブレットおよび校内ネットワークの整備が完了し、学校のICT教育環境が整ったところでございます。 各小・中学校においては、今年度から配備したタブレットを積極的に学習活動に使用しており、インターネットに接続しての調べ学習をはじめ、リアルタイムで意見を書き込める機能を活用した対話的な協働学習など、各学校で全ての児童・生徒がタブレットを手に取って様々な学習に取り組んでおります。 今後は、各学校のICT担当教諭およびICT支援員を中心に、全校体制でICT機器をより効果的に活用した学習を推進していく中で、児童・生徒がICT機器を必要なときに自由自在に使う文房具として有効に活用しながら、これからの時代に求められる資質・能力を着実に育んでいけるようにしてまいりたいと考えております。 次に、四つ目の柱の「新型コロナウイルス感染症対策/防止と支援」について申し上げます。 まず、ワクチン接種について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、本市においても、ワクチン接種を希望される市民の皆様がスムーズに接種していただけるよう、全庁体制で取組を進めております。 これまで、国が示す優先順位に基づき、3月から医療従事者への接種を開始し、4月から高齢者施設の入所者および従事者、5月から65歳以上の高齢者の順にワクチン接種に取り組んでまいりました。 65歳以上の高齢者については、7月末の接種完了を目標として取組を進めてまいりましたところ、全国平均を大きく超える9割以上の方に接種申込みをいただき、順調に接種が進められました。さらに、優先順位の高い基礎疾患のある方や、60歳から64歳の方の接種も順調に進めてまいりました。接種に当たっては、高齢者や基礎疾患のある方にとって身近な市内13か所の医療機関の全面的な御協力の下、個別接種を中心として、安心して接種を受けられる環境を整えたことが接種率の向上につながったものと考えております。 59歳以下の方の接種に取り組み始めた7月には、国からのワクチン供給が減速することが判明いたしましたが、8月には、供給量に合わせながら、土曜日と日曜日の集団接種も行うことにより、平日がお仕事等の方や学生が受けやすい体制で接種を進めております。 今後も、ワクチン供給の動向を注視し、迅速なワクチン接種に取り組んでまいります。 次に、オール小浜体制による市内経済の復活に向けた市独自施策の実施について申し上げます。 長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、市内の観光関連産業を中心に甚大な被害を受けていることから、これまでも小浜市独自の経済対策として、おばまチケット事業をはじめとする各種施策を通じて、市民の皆様方のお力をお借りしオール小浜体制による市内の消費拡大に取り組んでまいりました。 今後も、引き続き小浜商工会議所市内金融機関などと協力し、経済的打撃を受けた市内企業への支援を図りつつ、アフターコロナに向けて、新事業への展開や他分野への事業展開に取り組む市内企業に対する支援など、各関係機関と連携・協力しながら取り組んでまいりたいと考えております。 9月補正予算においては、徹底した感染症予防対策に取り組むとともに、喫緊の課題となっております地域経済活動の回復やアフターコロナウィズコロナを見据えた新たな視点に立った観光戦略の両立にも注力いたしております。地域経済活動の回復策といたしましては、第3弾となるおばまチケットの発行やテークアウト商品販売の支援、農作物や養殖魚等の販売に影響が生じている生産者への支援などを実施いたします。また、新たな視点に立った観光戦略といたしましては、まちの駅におけるマルシェイベント環境整備キッチンカーの導入支援、キャッシュレス決済の普及促進などに取り組んでまいりたいと考えております。これらの新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費については、国や県の補助金を有効に活用し、9月補正予算に計上させていただいておりますので、御審議賜りますようお願い申し上げます。 次に、五つ目の柱の「生活 防災/保健・医療・交通、快適便利」について申し上げます。 まず、災害に強いまちづくりについて申し上げます。 近年、台風や集中豪雨等の自然災害が全国各地で発生しており、本年7月、さらに今月も、前線停滞に伴う大雨により、静岡県熱海市をはじめ島根県や広島県、佐賀県、長崎県など、各地で土砂崩れや河川の氾濫といった甚大な被害が発生いたしました。 こうした災害に備え、本市におきましても、平時より防災力の充実や強化に努めており、本年5月には、小浜漁港において若狭消防署や消防団など関係機関と合同で水防訓練を実施し、あわせて市内の指定避難所の開設訓練を行い、有事の際の手順を確認したところでございます。 また、自助・共助による防災を推進するため、自主防災組織の立ち上げや防災活動への財政的支援、出前講座による啓発を行い、市民の防災意識の向上や地域の防災リーダーの養成に努めてまいりました。 さらに、今年度より、自主防災組織を対象とした地域防災マップの作成研修会を開催する予定でございます。 今後も、地域防災力の強化のため、各地域の自主防災組織や小浜市防災士の会など、地域防災を担う関係団体が連携して防災・減災に取り組んでいけるよう積極的な支援を行い、災害に強いまちづくりを進めてまいります。 次に、災害に強い道路・河川整備について申し上げます。 まず、治水対策事業でございますが、平成30年度から、県が管理する江古川の中流部において輪中堤の整備を進めていただいております。あわせて、本市におきましても本年度から輪中堤の内水対策として排水路整備に着手する計画であり、今後も県とスケジュールを合わせて事業を推進してまいります。 また、国が管理する一級河川北川におきましては、令和元年度から高塚橋付近において、災害復旧時の緊急資材の備蓄等を目的とした水防拠点の整備を進めていただいております。この事業は、北川の河道掘削等で発生した土砂を水防拠点用地の造成に活用することにより残土処分にかかるコストが削減されるため、事業の促進にもつながり、治水安全度の早期向上が図れるものと大いに期待しております。 また今後は、これまでの施設管理者が主体となって行う河川改修等のハード整備に加えて、あらゆる関係者が協働して流域で一体となって治水対策を行う流域治水対策への転換を推進してまいります。 なお、道路につきましても、令和元年度から国富地区において、大雨による集落の孤立の回避や緊急車両の通行確保のため、市道のかさ上げ工事を進めており、引き続き災害に強い道路の整備に努めてまいります。 次に、通学路交通安全対策について申し上げます。 本市では、通学路の安全確保に向けた取組を行うために、平成26年9月に策定した小浜市通学路安全プログラムに基づき、関係機関が連携し、児童・生徒が安全に通学できるよう通学路の安全確保を図っております。 例年は、秋に通学路安全推進会議を開催し、危険箇所の選定、合同点検、対策の検討を行っておりますが、本年6月に千葉県八街市の市道で下校途中の小学生の列に大型トラックが突入し5人が死傷した痛ましい事故が発生いたしましたことから、対策を検討する必要がある箇所の緊急点検を、改めて7月に実施いたしました。その結果、対策が必要であると判断された道路側溝の改修および通学路の外側線やグリーンベルトの新設・引き直しに係る補正予算を本議会に提案させていただいております。 今後も、児童・生徒が安全に通学できるよう、通学路の安全確保を図ってまいります。 次に、新・健康管理センター整備事業について申し上げます。 小浜市では、妊娠期から子育て期までの成長・発達段階における切れ目ない支援をはじめ、青壮年期、高齢期までの一貫した健康づくりや介護予防を充実させることが重要であると捉えており、その拠点施設となる新・健康管理センターの整備につきましては、令和5年度の供用開始を目指し取り組んでおります。 進捗状況につきましては、本年6月末に実施設計業務が完了したことを受け、現在工事発注に向けた準備を進めており、9月中旬には建設に係る施工業者を決定し、10月から本格的に工事に着手する予定をしております。 今後は、組織体制や運営方針などの検討を進め、新たな施設が市民の皆様にとって利用しやすい施設となるよう、引き続き取り組んでまいります。 次に、新たな食のまちづくりについて申し上げます。 今年度は、小浜市が取り組む食のまちづくりの根幹である小浜市食のまちづくり条例制定20周年でございます。 そこで、市民の皆様をはじめ御食国大使の皆様や全国の食によるまちづくりに取り組んでいる自治体関係者などにお集まりをいただき、これまでの20年を振り返るとともに新たな展開に向けた契機となるよう、11月に食文化館においてシンポジウムの開催を予定しております。 また、今年度中に策定する第4次小浜市食育推進計画につきましても、今後の食のまちづくりに資する計画とし、新たな視点や本市独自の食育観を取り入れ、食を通して市民一人一人や地域全体の豊かさが実現できる計画となるよう取り組んでまいります。 次に、大手橋・西津橋の整備について申し上げます。 大手橋・西津橋は、昭和13年の供用開始以来約80年が経過しており、安全確保の面でも早期の架け替えが望まれております。 平成24年度に県において事業に着手され、これまで、用地・物件補償のほか南川右岸の市道和久里竹原線の拡幅工事を実施し、また令和元年度からは城内橋の橋台の工事にも着手されております。 今後、秋頃からは、歩行者等が利用できる西津橋・大手橋の仮歩道橋の工事が予定されております。 令和4年度からは、西津橋から大手橋までの区間が全面通行止めとなり規制期間が長期になることから、県と連携し、迂回路の交通安全の環境保全に努めるとともに引き続き事業の早期完成を目指して取り組んでまいります。 次に、高速交通網の整備について申し上げます。 舞鶴若狭自動車道は、本市をはじめとする若狭地域全体にとって欠くことのできない道路となっております。 また、全線4車線化事業につきましては、交流人口等の増加による沿線地域の活性化に加え、名神高速道路の代替機能や災害時の広域避難道路としての機能を果たすためには、ぜひとも必要でございます。本年3月には、綾部インターチェンジから福知山インターチェンジ間で4車線化工事が完成し、舞鶴西インターチェンジ以西は全て4車線化されております。暫定2車線区間のうち、舞鶴西インターチェンジから小浜西インターチェンジ間は事業化されておりますが、事業化区間にはトンネルが多いことから、残土処分先の確保が今後の工事工程に大きく影響するところでございます。 全線4車線化を早期に進める必要があることから、引き続き県、嶺南市町等とも協力し、国、NEXCOに対し強く要望してまいりたいと考えております。 次に、小浜縦貫線の整備について申し上げます。 本事業は、白鬚交差点から市道川縁線までの区間約190メートルを拡幅するもので、平成25年度に着手し、現在車道の拡幅や消雪設備の工事を進めており、本年度中の完成を目指しております。 工事完成後には、道の駅とまちの駅を結ぶ主要な幹線道路として中心市街地へのアクセスが格段に向上することから、来訪者の市内周遊を促進させることにより、さらなる観光交流人口の増加につながるものと考えております。 次に、JR小浜線の維持・活性化について申し上げます。 JR小浜線は、敦賀・舞鶴間を結ぶ日本海側の幹線路線であるとともに、通勤・通学や買物の手段として沿線地域の人々の暮らしを支え、産業や観光など地域振興に寄与する重要な交通機関でございます。 昨年3月、県と沿線市町は、嶺南地域全体に北陸新幹線敦賀開業効果を波及させ地域の公共交通の充実を図ることを目的に、嶺南地域公共交通網形成計画を策定し、今年度から小浜線を基軸とした地域の活性化を積極的に進めているところでございます。 このような中、先月JR西日本が発表した運行本数の減便という手段で合理化を進めることは、到底納得できるものではありません。 本市といたしましては、JR西日本に対し、臨時列車の増便や、コロナ収束後において削減された運行本数を速やかに回復するよう強く求めていくとともに、国に対しても、地域鉄道の維持・活性化を図るため、必要な対策を講じることについて強く要望してまいります。 また、乗客の利便性確保や、北陸新幹線敦賀開業を見据えた観光誘客による小浜線の活性化などに向けて、JR西日本、県および沿線自治体が協議する場を9月に設けると伺っており、JR西日本と積極的に意思疎通を図り、さらに信頼関係を築きながら活性化に努めるとともに、引き続き県や沿線自治体と連携して乗る運動を強力に展開し、小浜線の利用促進に努めてまいります。 最後に、六つ目の柱の「未来に夢・生きがい・協働」について申し上げます。 まず、北陸新幹線の早期全線開業の実現に向けた取組について申し上げます。 現在、敦賀・新大阪間で駅・ルートの選定に向けた環境影響評価の手続が順次進められております。本市といたしましては、この手続を迅速かつ着実に進め、2022年度の早い時期に完了するよう、引き続き協力してまいります。 早期全線開業に向けましては、これまでに政府、与党の動きを捉えた中央要望を重ねております。昨年12月には、敦賀開業が1年遅れる見込みとなったことから、この影響を受けることなく敦賀以西を2023年度当初に着工するよう、赤羽国土交通大臣をはじめ細田与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム座長などに対して、緊急に市議会と合同で強く要請したところでございます。 こうした中、与党プロジェクトチームの下に早期整備に向けた建設財源の確保などを議論する北陸新幹線敦賀・新大阪間整備委員会が新たに設置されました。これは、敦賀以西の着工に向けて大きな前進であると考えており、先月25日に開催された福井県北陸新幹線建設促進同盟会の総会においても、敦賀・新大阪間の2023年度当初の着工に向け、環境影響評価を迅速に進めることや財源など着工5条件を早期に解決することなどを決議したところでございます。 今後とも、あらゆる機会を捉え、関西や北陸地域とも連携を強めながら、一日も早い全線開業の実現に取り組んでまいります。 さらに、今後、新駅の具体的な位置などが明らかになることを踏まえまして、新駅周辺のまちづくりなどについて各種団体や市民の皆様から御意見や御提案をいただく場を設け、対話を重ねながら、新駅周辺エリアの整備方針や整備計画等の検討を進めてまいります。 次に、行財政改革の取組について申し上げます。 近年、人口減少・少子高齢化は進行し、市民ニーズも多様化するなど、社会環境はさらに大きく変化しております。また、デジタル化の急速な進展、防災・減災対策の推進に加え、新型コロナウイルス感染症対策も喫緊の課題であります。 このように、急速かつ劇的に社会の変化が進む中にあっても、将来にわたり市民の皆様が安全・安心に暮らせるまちづくりを進め、さらに北陸新幹線小浜開業の効果を最大限に発揮させることが重要でございます。 そのためには、将来に向けた投資を可能にする行財政運営が必要不可欠であることから、今年度新たに企画部財政課内に行政改革推進グループを設置し、全庁体制で強固な財政基盤と弾力的な行政基盤の構築に取り組む体制を整えたところでございます。 昨年度策定いたしました第6次小浜市行財政改革大綱に基づき、市民の皆様へのサービスを維持・向上させるため、令和6年度までを行財政改革集中推進期間と定め、聖域のない改革に取り組んでまいります。 次に、広域ごみ焼却施設および広域斎場の整備について申し上げます。 広域ごみ焼却施設については、若狭町以西の4市町で構成する若狭広域行政事務組合を事業主体として、現在高浜町水明において整備を進めております。新たな施設は、本年5月31日に起工式を行い、本格的な工事に着手いたしました。今後は、令和4年度末の完成を目指し、着実に整備を進めてまいります。 また、広域斎場の整備については、同じく若狭広域行政事務組合を事業主体とし、小浜市、おおい町、高浜町の3市町の枠組みの中で協議を重ねているところでございます。建設場所は、小浜市またはおおい町のいずれかとし、本年度は、候補地選定を進めるとともに、施設規模や概算事業費等を示す整備基本計画を策定する予定でございます。今後も、令和6年度中の完成を目指して、鋭意取り組んでまいります。 次に、光ファイバー網整備工事について申し上げます。 市内全域に、高速・大容量の通信が行えるインターネット基盤を整備し、情報通信における地域格差を解消するとともに、テレビ放送の機能を向上させるため、現在市内各所で光ファイバー網の整備工事を行っております。 これにより、市内全域でインターネットの最高通信速度が1ギガビーピーエスに高速化され快適なインターネット環境が整い、教育ICT環境、企業誘致等の経済活動、将来の8K放送にも対応できるようになり、住民サービスの向上が図られるものと考えております。 本年7月から本格的に工事を始めているため、各所で通行規制などにより市民の皆様に御迷惑をおかけすることもあることと存じますが、御理解と御協力をお願いいたします。 以上、ただいま申し述べました六つの柱を基に、急速に変化する社会情勢に臨機応変に対応しながら、新たなまちづくりに取り組んでまいります。 新型コロナウイルス感染症が長期化の様相を呈し、いまだ収束の兆しが見えない厳しい状況にある中、地域経済は大きなダメージを受けており、また市税収入等の減少などに伴う本市の財政への影響についても危惧しております。 このような状況にあっても、来る北陸新幹線全線開業を見据えた新しいまちづくりに、とどまることなく取り組まなければなりません。 今年は、小浜市制施行70周年を迎える記念すべき年であり、本市のこの10年間を振り返り、市民の皆様および関係者の皆様の功績に改めて感謝を申し上げるとともに、改めて本市の発展、地域力の向上を見据える機会とし、今後も全身全霊で市政に取り組んでまいります。 今後も市民の皆様、議会の皆様、行政が一つのチームとなり、このコロナ禍という難局を乗り越え、新たな小浜市の創造に努めてまいりたいと考えておりますので、皆様方のより一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 御清聴ありがとうございました。 △議案第60号 ○議長(小澤長純君) 日程第2 議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました議案第60号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)でございますが、歳入歳出それぞれ1億7,340万1,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ166億4,807万9,000円とさせていただくものでございます。 歳出補正の主なものといたしましては、新型コロナウイルス感染症対策として、新型コロナウイルスワクチン接種に係る費用の増額に4,773万5,000円を、おばまチケットの販売により地域経済の維持ならびに循環を図る、地域を支える「おばまチケットR3」循環事業に9,218万3,000円を、新型コロナウイルス感染症対策に必要な学校施設の整備費用として740万5,000円を計上させていただきました。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小澤長純君) 企画部長、東野君。
    ◎企画部長(東野克拓君) それでは、9月補正予算(その1)に関しまして、議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)につきまして、表紙右側に青色の帯がつきましたA4縦長の令和3年度9月補正予算書(その1)に基づきまして説明させていただきます。 資料の1ページをお願いいたします。 議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,340万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ166億4,807万9,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第14款国庫支出金は1億7,340万1,000円の追加で、その内訳は第1項国庫負担金が新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金で4,309万5,000円の追加、第2項国庫補助金が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで1億3,030万6,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では1億7,340万1,000円の追加とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。 第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費がマイナンバーカードの新規取得者におばまチケットを付与するマイナンバーカード取得促進キャンペーン事業の補正で701万4,000円の追加でございます。 第3款民生費、第2項児童福祉費が保育園等におけます新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため消耗品等を購入いたします新型コロナウイルス感染症対策事業(保育環境改善)などの補正で1,150万8,000円の追加でございます。 第4款衛生費、第1項保健衛生費が11月末までの新型コロナウイルスワクチンの接種費用を補正する新型コロナウイルスワクチン接種事業などの補正で4,773万5,000円の追加でございます。 第5款労働費、第2項労働諸費が働く婦人の家の新型コロナウイルス感染症対策の実施およびオンライン会議環境を整備いたします、働く婦人の家 新たな会議環境整備事業の補正で430万1,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費が年末年始商戦までを見据えまして30%のプレミアムがつきましたおばまチケットの販売を行います、地域を支える「おばまチケットR3」循環事業などの補正で9,543万8,000円の追加でございます。 第10款教育費、第1項教育総務費が新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、小・中学校の来校者玄関におきまして非接触で応対できる電気錠の設置や換気設備等の修繕を行います教育支援体制整備事業の補正でございまして、740万5,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では1億7,340万1,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第60号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(小澤長純君) ただいま議題となっております議案は、小浜市議会会議規則第37条第1項の規定により、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、予算決算常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                           午前10時50分休憩                           午後4時15分再開 ○議長(小澤長純君) 再開いたします。 ただいま予算決算常任委員会が開催され、議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)についての審査を行い、同委員長より報告を求められております。 お諮りいたします。 この際、議案第60号を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(小澤長純君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第60号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 △議案第60号 ○議長(小澤長純君) 議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。 △予算決算常任委員会委員長報告 ○議長(小澤長純君) これより予算決算常任委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員会委員長、6番、竹本雅之君。 ◆6番(竹本雅之君) ただいまから、予算決算常任委員会報告を行います。 今期定例会において、当委員会に付託されました議案は、議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)であります。 議案第60号については、分科会に調査依頼を行わず、先ほど予算決算常任委員会全体会を開催し、関係理事者の出席を求め、慎重に審査を行いました。 初めに、採決の結果を申し上げます。 議案第60号は、全委員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)についてですが、この補正予算は、新型コロナウイルスワクチンの接種に係る費用の増額をはじめとする新型コロナウイルス感染症対策事業のほか、昨年度に引き続き、おばまチケットの販売を行うなど、市内の経済循環を図るための事業等に要する経費の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億7,340万1,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ166億4,807万9,000円とするものであります。 それでは、審査の過程において各委員から質疑および意見のあった中から、主なものについて御報告申し上げます。 歳出、第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、第1目戸籍住民基本台帳費、マイナンバーカード取得促進キャンペーン事業、補正予算額701万4,000円について、委員から、キャンペーンの周知方法として新聞折り込みを選んだ理由を問う質疑がありました。それに対して、令和3年7月11日時点で市民の約3分の2の方がマイナンバーカード未申請の状況であることに鑑み、市民の方に広く周知をする方法として新聞折り込みが最も有効であると考え、予算を計上した。新聞折り込みのほか、広報紙や市公式ホームページへの掲載など、様々な手段を用いて周知を図っていきたいとの答弁でした。 第3款民生費、第2項児童福祉費、第4目保育所費、保育業務効率化推進事業、補正予算額499万円について、当事業は各公立保育園に事務およびオンライン会議・研修対応用パソコンを28台追加整備するもので、委員から、園で現在使用しているパソコンの更新状況および今回追加整備するパソコンと合わせた運用の可否を問う質疑がありました。それに対して、既存パソコンについては、本庁舎職員が使用している物と同様のスペックであり、適宜更新がなされている。運用においては、特殊な機能を使用する予定はなく、追加整備するパソコンと合わせた運用が可能であるとの答弁でした。 同項、第5目心身障害児通園事業費、母と子の家施設運営管理経費、補正予算額249万7,000円について、当事業は母と子の家児童発達支援センター3室の空調設備3台を改修するもので、委員から、8月上旬に設備が故障して以降、この暑さの中での運営状況を問う質疑がありました。それに対して、施設を運営する指定管理者には、健康管理センターやサン・サンホーム小浜の部屋を借用して業務を継続し、利用者に配慮した運営に努めていただいているとの答弁でした。 第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費、地域を支える「おばまチケットR3」循環事業、補正予算額9,218万3,000円について、委員から、前回のおばまチケット事業で好評であった店舗面積500平米以下の小規模店を対象としたスタンプラリーの内容が今回含まれていない理由を問う質疑がありました。それに対して、チケットの販売および利用期間、効果等を踏まえ、今回はスタンプラリーを実施しない判断を行った。なお、これまでのおばまチケット事業の実績において、大規模店で多くのチケットが利用されている結果を踏まえ、引き続き小規模店での利用を促進するべく、今回、小規模店のみで使用できる500円分のチケットを新たに発行することとしたとの答弁でした。 以上が付託されました議案に対する審査の概要であります。 なお、討論はありませんでした。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、予算決算常任委員会の報告を終わります。 △委員長報告に対する質疑の省略 ○議長(小澤長純君) お諮りいたします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する予算決算常任委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(小澤長純君) 御異議なしと認めます。よって、本報告に対する質疑を省略することに決しました。 △討論 ○議長(小澤長純君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(小澤長純君) これより採決に入ります。 議案第60号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(小澤長純君) 挙手全員であります。よって、議案第60号は原案のとおり可決することに決しました。 △議案第61号から議案第69号 ○議長(小澤長純君) 日程第3 議案第61号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第7号)より議案第69号小浜市監査委員に関する条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第61号から議案第69号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第61号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第7号)でございますが、歳入歳出それぞれ2億5,603万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ169億411万6,000円とさせていただくものでございます。 歳出補正の主なものといたしましては、JR小浜線の利用者の減少を防ぐため、小浜線に乗る運動を展開し利用促進を図るとともに、観光振興に資するための助成を行う、乗って残そう小浜線利用促進事業として229万円を、コロナ禍における新たな生活様式に対応した業務環境の整備を行う行政デジタル推進事業、ペーパーレス推進事業、セキュリティ強化事業に合計4,259万7,000円を、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が高まるテークアウトをさらに促進させるとともに新規顧客の獲得につなげ、持続的な経営の安定を図る小浜の食「テイクアウト」定着事業に2,830万円を、また新型コロナウイルス感染拡大の影響により農作物の販売に影響が生じている生産者に対し地場産品の販売促進を支援する生産者販売促進支援事業、および需要の低迷が続いている養殖魚等について新たな販売形態による販路拡大を図る養殖魚等地産地消推進事業に合計で440万4,000円を、市道の維持補修、道路改良、河川の維持管理を行う道路維持管理経費、道路整備事業(単独)、河川維持事業(単独)に合計で7,560万円を、通学路を含め交通安全施設の整備を行う交通安全施設整備事業に1,750万円を計上させていただきました。 次に、議案第62号令和3年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第66号令和3年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)まででございますが、事業費等といたしまして、歳入歳出それぞれ67万9,000円を追加し、特別会計の総額を78億2,820万8,000円とするものでございます。 次に、議案第67号令和3年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、職員給与費の補正で、収入で23万円を増額し、支出で181万5,000円を減額させていただくものでございます。 次に、議案第68号令和3年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、職員給与費等の補正で、収入で114万7,000円を減額し、支出で114万6,000円を減額させていただくものでございます。 次に、議案第69号小浜市監査委員に関する条例の一部改正についてでございますが、監査委員の定数の変更等に伴い所要の改正を行うものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小澤長純君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、9月補正予算(その2)に関しまして、議案第61号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第7号)から議案第68号令和3年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)までの8議案につきまして、表紙右側に青色の帯がつきましたA4縦長の令和3年度9月補正予算書(その2)に基づき、説明をさせていただきます。 資料の1ページをお願いいたします。 初めに、議案第61号令和3年度小浜市一般会計補正予算(第7号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,603万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ169億411万6,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、債務負担行為の追加につきましては第2表債務負担行為補正に、地方債の変更につきましては第3表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第12款分担金及び負担金、第1項負担金が県単小規模土地改良事業受益者負担金で25万円の追加、第14款国庫支出金は第2項国庫補助金が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで1億36万5,000円の追加、第15款県支出金、第2項県補助金が県単小規模土地改良事業補助金などで60万2,000円の追加、第19款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で1億1,797万円の追加、第20款諸収入、第5項雑入が地域連携支援事業補助金で25万円の追加、第21款市債、第1項市債が道路橋梁債などで3,660万円の追加でございます。 以上、歳入合計では2億5,603万7,000円の追加とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費が人事異動に伴います職員給与費の補正で270万円の追加でございます。 第2款総務費は8,208万4,000円の追加でございまして、その内訳は第1項総務管理費が庁舎Wi-Fi環境を整備いたします行政デジタル推進事業などの補正で8,189万6,000円の追加、第2項徴税費が人事異動等に伴います職員給与費の補正で61万4,000円の追加、第3項戸籍住民基本台帳費がマイナンバーカードの交付対応を行う事務職員を雇用いたします住基ネットワーク事務経費などの補正で110万7,000円の減額、第6款監査委員費が人事異動等に伴います職員給与費の補正で68万1,000円の追加でございます。 第3款民生費でございますが、405万5,000円の減額で、その内訳は第1項社会福祉費が人事異動に伴います会計繰出金の追加などの補正で216万7,000円の追加、第2項児童福祉費、第3項生活保護費がいずれも人事異動等に伴います職員給与費の補正でございまして、それぞれ682万4,000円の減額、60万2,000円の追加でございます。 第4款衛生費でございますが、1,452万3,000円の追加でございまして、その内訳は第1項保健衛生費が国庫補助金の返還金の補正で966万3,000円の追加、第2項清掃費が人事異動等に伴います職員給与費の補正で486万円の追加でございます。 第6款農林水産業費は41万6,000円の減額でございまして、その内訳は第1項農業費が農業事業者の収入保険への加入を支援いたします収入保険加入促進事業などの補正で1,943万9,000円の減額、第2項林業費が人事異動等に伴います職員給与費の補正で420万4,000円の追加、第3項水産業費が本市の養殖魚の消費拡大に資します新たな販売形態の導入を支援いたします養殖魚等地産地消推進事業などの補正で1,481万9,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費が小浜市企業振興条例に基づきます指定要件を満たした企業を支援する小浜市企業振興助成金や、テークアウト特別キャンペーンを開催する小浜の食「テイクアウト」定着事業などの補正でございまして、6,415万7,000円の追加でございます。 第8款土木費は6,250万3,000円の追加でございまして、その内訳は第2項道路橋梁費が各地区の要望や点検結果を踏まえまして道路の維持改良工事を行います道路維持管理経費や、通学路等の緊急修繕を行います交通安全施設整備事業などの補正で7,986万3,000円の追加、第3項河川費が河川維持事業(単独)などの補正で2,100万円の追加、第4項都市計画費が都市公園の樹木伐採費用を補正いたします公園維持管理事業などの補正で317万円の追加、第5項住宅費が人事異動等に伴います職員給与費の補正でございまして、4,153万円の減額でございます。 第10款教育費は3,454万1,000円の追加で、その内訳は第1項教育総務費が新型コロナウイルスの感染状況により、小・中学校の修学旅行が延期等となった場合に発生いたしますキャンセル料等の相当額を補助する小・中学校教育活動支援補助金などの補正で344万2,000円の追加、第2項小学校費が体育館の雨漏り修繕等を実施いたします小学校施設維持補修費などの補正で1,553万7,000円の追加、第3項中学校費が屋上笠木(かさぎ)の剥落防止工事を行います中学校施設改修事業などの補正で427万4,000円の追加、第5項社会教育費が若狭の小鯛のささ漬の詳細調査等を実施いたします食文化ストーリー創出・発信モデル事業などの補正で1,021万円の追加、第6項保健体育費が人事異動等に伴います職員給与費の補正でございまして、107万8,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では2億5,603万7,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表の債務負担行為の追加でございますが、戸籍住民基本台帳事務経費で、期間は令和4年度から令和8年度までで、限度額を2,470万4,000円と設定させていただくものでございます。 5ページをお願いいたします。 第3表の地方債補正の変更でございますが、土地改良事業、道路整備事業、河川整備事業の3件につきまして、限度額をそれぞれ表記載のとおりに変更させていただきまして、合計3,660万円の増額をさせていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法については、補正前に同じでございます。 以上、議案第61号の説明とさせていただきます。 6ページをお願いいたします。 議案第62号令和3年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ36万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億5,137万7,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 7ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第10款繰入金、第1項他会計繰入金で36万7,000円を追加いたしまして、歳入合計で36万7,000円の追加とするものでございます。 8ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が人事異動等に伴います職員給与費の補正で36万7,000円を追加いたしまして、歳出合計で36万7,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第62号の説明とさせていただきます。 9ページをお願いいたします。 議案第63号令和3年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ154万7,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億1,548万1,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 10ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で196万3,000円を減額でございます。 第5款諸収入、第2項償還金及び還付加算金が保険料還付金で41万6,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では154万7,000円の減額とするものでございます。 11ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が人事異動等に伴います職員給与費等の補正で196万3,000円の減額でございます。 第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金が保険料還付金でございまして、41万6,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では154万7,000円の減額とするものでございます。 以上、議案第63号の説明とさせていただきます。 12ページをお願いいたします。 議案第64号令和3年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ151万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ35億2,501万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 13ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第9款繰入金、第1項一般会計繰入金が職員給与費等に係る繰入金で151万円を追加いたしまして、歳入合計で151万円の追加とするものでございます。 14ページをお願いします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が人事異動等に伴います職員給与費の補正で151万円を追加し、歳出合計で151万円を追加するものでございます。 以上、議案第64号の説明とさせていただきます。 15ページをお願いいたします。 議案第65号令和3年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ33万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,474万4,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、地方債の変更につきましては第2表地方債補正によるところでございます。 16ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第6款繰入金は393万3,000円の減額で、その内訳は第1項一般会計繰入金が567万8,000円の減額、第2項基金繰入金が174万5,000円の追加でございます。 第7款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で16万8,000円の追加でございます。 第9款市債、第1項市債が下水道債で410万円の追加でございます。 以上、歳入合計では33万5,000円の追加とするものでございます。 17ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費が人事異動等に伴います職員給与費などの補正で33万5,000円の追加でございます。 第2款公債費、第1項公債費が市債償還元金の財源の振替でございます。 以上、歳出合計では33万5,000円の追加とするものでございます。 18ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございますが、農業集落排水事業につきまして、限度額を5,360万円から5,770万円に変更させていただきまして、410万円を増額させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法については、補正前に同じでございます。 以上、議案第65号の説明とさせていただきます。 19ページをお願いいたします。 議案第66号令和3年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,154万3,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 20ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が7,000円の追加でございます。第7款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で7,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では1万4,000円の追加とするものでございます。 21ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費が人事異動等に伴います職員給与費などの補正で1万4,000円を追加し、歳出合計で1万4,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第66号の説明とさせていただきます。 22ページをお願いいたします。 議案第67号令和3年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 収益的収入および支出につきましては、収入の部におきまして、第1款事業収益で23万円を追加し、総額で6億2,012万6,000円とするものといたしまして、支出の部において、第1款事業費で職員給与費の補正により63万8,000円を減額いたしまして、総額を5億8,233万1,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、支出の部におきまして、第1款資本的支出で職員給与費の補正によりまして117万7,000円を減額いたしまして、総額を2億9,795万8,000円とするものでございます。 予算第8条に定めました費用、議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては職員給与費で、既決予定額から190万3,000円を減額いたしまして、総額を4,804万6,000円とするものでございます。 以上、議案第67号の説明とさせていただきます。 23ページをお願いいたします。 議案第68号令和3年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 収益的収入および支出につきまして、収入の部におきまして、第1款事業収益で115万3,000円を減額いたしまして、総額を12億1,136万5,000円といたしまして、支出の部において、第1款事業費で職員給与費の補正などによりまして122万円を減額いたしまして、総額を12億753万2,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、収入の部におきまして、第1款資本的収入で職員給与費の補正によりまして6,000円を追加いたしまして、総額を8億1,635万5,000円といたしまして、支出の部におきまして、第1款資本的支出で、職員給与費の補正によりまして7万4,000円を追加いたしまして、総額を13億565万2,000円とするものでございます。 予算第9条に定めた費用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては職員給与費で、既決予定額から251万1,000円を減額いたしまして、総額を4,602万4,000円とするものでございます。 以上、議案第68号の説明とさせていただきます。 9月補正予算(その2)に関します議案第61号から第68号の説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小澤長純君) 総務部長、岩滝君。 ◎総務部長(岩滝満彦君) それでは引き続きまして、議案第69号につきまして、お手元の議案書により御説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 1ページをお願いいたします。 議案第69号小浜市監査委員に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、監査委員の定数の変更等に伴い所要の改正を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 内容でございますが、第1条において「第195条第2項および」を削り、また第2条を削り、監査委員の定数を地方自治法に基づき2人としております。 第2条の削除に伴いまして、以下の条文をそれぞれ1条ずつ繰り上げ、第6条中および第8条第1号中におきまして一部文言を改めております。 附則でございますが、この条例は、令和3年10月5日から施行することとしております。 以上、議案第69号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(小澤長純君) ただいま議題となっております各議案は、小浜市議会会議規則第37条第1項の規定により、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △請願第1号ならびに陳情第3号 ○議長(小澤長純君) 日程第4 請願第1号新型コロナ禍による米の需給悪化の改善と米価下落の歯止め策を求める請願書ならびに陳情第3号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてを一括議題といたします。 今期定例会において本日までに受理いたしました請願、陳情は、さきに配付してあります請願文書表、陳情文書表のとおりであり、その内容は請願書、陳情書の写しのとおりであります。 △委員会付託 ○議長(小澤長純君) ただいま議題となっております請願、陳情を、請願文書表、陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(小澤長純君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 明27日より9月8日までは休会とし、9日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                           午後4時48分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和  年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   2番           署名議員   11番 上会議録は、地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  和久田和典...